見本帳(サンプルブック)制作のオサダ工芸株式会社

見本帳(サンプルブック)が出来るまで

サンプルブック(見本帳)について、お問い合わせを頂いてから見積り、制作までに至る一般的な流れを説明させて頂きます。

 

 

見本帳(サンプルブック)の制作は、一般的なカタログ・リーフレットと比べて企画から制作、納品までに長い期日を必要とします。

 

その理由は、カタログやリーフレットの場合、デザインが決まり色校正が終われば、後は印刷にかかるだけですが、基材のテストカットや見本帳(サンプルブック)の試作等を納得いくまで繰り返す必要があるためです。

 

そのため、見本帳(サンプルブック)制作事業で記載させて頂いた通り、

  • これまで自社の見本帳を作ったことがない。
  • 見本帳(サンプルブック)を制作したいが、どの業種に依頼をしたらいいのかすら分からない。

といった不安があり、制作に躊躇してしまっている企業がたくさんあります。

 

そう言った不安を感じること無く、企画から納品まで安心して制作を進めて行くことが出来るように弊社では、下記のような進行で制作を行っております。

 

 

 

屋根瓦の見本帳(サンプルブック)が出来るまでの、企画から制作までの進行例です。

 

屋根瓦が持ち込まれ、商品の特長や見本帳(サンプルブック)での役割について話し合います。

 

 

 

瓦を実際にテストカットしてみて、どの機械でカットするのが良いかを調べます。
機械(断裁機・スリッター・ウォーターカッター等)により、また刃物(金属刃・ダイアモンドカッター等)により、予算が変わってきます。最もコストが安く制作できる機械の選定をこの時、行います。

 

そのため、「概算でも良いので見積価格を教えて欲しい」というお問い合わせを頂きますが、お電話やメールでは、ご返答できない場合がほとんどです。

 

実際にこの時は、カットはどの機械でも可能であったが、カット時の火花により中部分の発泡スチロールが溶けてしまい、刃物の選定に時間がかかりました。

 

 


商品の特長を生かしたデザインと機械の選定が決まり、大凡のラフ案と見積りが提示されます。

 

 


見積り金額と制作数量が確定したら、実際に発注となり、デザインと同時進行で形状の試作の制作に移ります。

 

 

 

デザインと試作にOKを頂き、量産を始めます。

 

 

 

完成がこちら。1000個制作するのに必要な日程は

 

印刷→プレス加工→トムソン(約2週間)
同時進行で金属屋根瓦の切断(約2日)

 

 

製本(約2日)
検品・梱包(約1日)

 

 

合計約14日〜20日

 

 

この時完成したサンプルブックは、最終的に廃棄時に分別処理できるようにデザインされた環境保全配慮型サンプルブックになりました。

分別処理が可能な見本帳(サンプルブック)